私のマンガに対するイメージは、あまり良いものではなかった。
誰に言われたわけでもないのに、
活字=勉強になる
マンガ=遊び、余暇
極端にいうとこのくらい。
マンガは時間とお金の無駄使いであり学ぶことはない。
対して、字が多い本は勉強になる。読んでいる人は偉い、みたいな。
それを引きずっていることは全くないのだが、自分の「ハマりやすい」という性格はよくわかっているので、マンガを読むことは控えていた。
読み出したら昼夜逆転する。
先が気になって仕事が手につかない。
マンガの世界に生きてしまう。
こうなると手が出せない。
しかし、現実逃避させてくれるもの、没入できるものもマンガだ。
力尽きて落ち込んで、何もしたくない通勤電車の帰りみち。
具合が悪くて居ても立っても居られないが、待つしかない病院の待ち時間。
活字を読む元気はないけど、別世界に脳みそを持っていきたい時。
マンガはいい。
現在進行形で続いているマンガの場合、次作の発表まで待つ時間が嫌。耐えられない、ということもある。
ついに、大事にとっておいた「応天の門」18巻も読みきってしまった。
新しいマンガに手を出すしかないのではないか。
「マンガは時間つぶしだ、もったいない」という先入観に囚われず、気になるマンガを片っ端から読んだらいいんじゃないか、逆に。
そんな気がしてきた。
ということで、今年はマンガ読みまくろうかなーなんて思っている。
ブレインブロック外しに役立つかもしれない。