近頃、桜の開花予想とか、標本木が・・とか桜の開花に関するニュースばかりだ。
私はあまり桜が好きではない。
いや、桜のせいにしてはいけないな。
正しくは、「桜の咲く時期」が好きではない。
桜の咲く頃といえば、日本では出会いと別れの季節。
どうも、新しい環境に馴染めなかった過去の記憶が蘇り、この時期はそわそわ、ざわざわするのだ。
桜色やピンク色には心が躍り、大好きなくせに。
桜に罪はない。
ついでに、お花見もあまり好きではない。
桜を見ながら飲むのはいいが、なにげに肌寒いのでお手洗いがそもそも、大勢で盛り上がるような、そういう場が苦手だし。。。。
車窓から見るくらいで桜は十分。
でも宝塚の「花のみち」の桜は好きなんだよなぁ。不思議。
もしかしたら「花のみち」の桜も、辛い思い出が蘇ってしまうから好きではない、という人もいるかもしれないな。
みんながみんな同じ花を見て、同じように美しいと思ったり、咲くことを待ち遠しく思っているとは限らないんだよ、と思う。
・・・ひねくれてるかもしれないけれど。
では私は何の花が好きなんだろう。。。って考えた時。
真っ先に浮かぶのは、紫陽花。
私は紫陽花が大好きだ。
とはいえ、あまり好きではないといいながら車窓を流れる景色に淡いピンク色を見つけると、あれも桜の木だったのか、と。
1年前のことをすっかり忘れて目で追ってしまう自分がいる。
なんだかんだ嫌いではないらしい。