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No Takarazuka No Life

新紙幣

2024年7月から紙幣が変わる。
新しいお札の顔は、一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎。

新しいお札の顔に選ばれた方々の関係者の方はさぞかし喜ばれて盛り上がっていることだろう。おめでとうございます。

私の大好きな一万円札。

「諭吉」と言えば一万円札の代名詞だった。

これから、「栄一」が一万円札の代名詞になるだろうか。
私は呼べる気がしない。
慣れの問題なのかもしれないが。

カンマもない”10000”と大きく書かれた新紙幣は、ちゃちいというか、違和感しかないというか。

サイズは変わらないらしいが、日本のお札ぽくないな、という印象を受けた。

これから外国人が使用するときにもわかりやすい紙幣といえるかもしれない。

でも、時代は令和。キャッシュレス決済に移行ですよ。

あの美しい紙幣が変わってしまうのが残念でならない。

話はずれるが、私は海外旅行に行くようになったとき、すでにヨーロッパでは通貨がユーロに統一されていた。

ユーロに統一される前のヨーロッパの通貨はフランやリラ、マルクだった。

フランスの紙幣にはサン・テクジュペリ、星の王子様が印刷されていたとか。
友人に聞いて惜しいと思った。

その国の歴史・文化であり、芸術作品でありながら日常的に使われる紙幣。

旅行者としてはユーロの方が断然利便性が良医のだろうけれど、各国の通貨を使ってみたかったな、という思いは少しある。

新紙幣。
本当に同じ”一万円”として扱われるのかしら。
何より自分が、同じ”一万円”として扱えるろうか、と不安になってしまう今日このごろ。