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No Takarazuka No Life

宝塚星組「星秀★煌紅 Killer Rouge」観劇

つい7月まで東京宝塚劇場で公演していた「Killer Rouge」。
台湾公演用に新場面を加えパワーアップして帰って来た。
2組に分かれての公演となるため人数が抜けたところには下級生が抜擢されて入ることも。
それが楽しみだったりするのだけど。
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海外公演を意識して

台湾で上演することを意識されているのか赤や龍、日本らしさをアピールするのに桜など、モチーフが印象的なショー。
銀橋がない、セリ上がりの装置もない、花道もないため、演出は必然的に変わる。

大階段持って行くの??

梅田芸術劇場に宝塚大劇場並みの大階段が設置されているのは圧巻だった。
大きく思える梅田芸術劇場の舞台に対して大階段が不釣り合いに感じるのは、いかに宝塚大劇場が大きいか、大階段が大きいかを物語っている。
この大階段をフルに使用しての男役の群舞があるということは、日本青年館ホール、台湾へも持って行くのだろう。
それが今回1番の驚きであり感動ポイント。
運搬も大変そうだ。やっぱり台湾へは船で運ぶのだろうか。

中国語!

場面はそのままに歌詞だけを中国語にしたWonderⅣ第4場「Cutie Rouge / 紅頭巾CHANGとオオカミ」は瑠璃花夏さんの中国語の歌が聞き取りにくい。
バックミュージックが大きすぎるのがかマイクが遠いのか。
何言っているのか聞き取れなくて残念。
・・・でも、聞き取れたところで中国語だから意味は分からないか。
それでも聞き取れないとちょぴっとイライラしてしまうのは私だけだろうか。

新場面 WonderⅥ第6場「Trio de Rouge/紅歌秀」

場面の名前が歌秀・・・!
礼真琴さん、綺咲愛里さん、天華えまさんがロックサウンドに合わせかっこよく歌い踊る。
曲は「天機」。台湾で有名なのかな?
歌もダンスも超上手い礼さん。
中国語で歌いながらあんなにキザってカッコつけて踊るなんてすごい。
日本語で踊る時となんか調子狂わないのかしら。さすが!

新場面その2 WonderⅨ第9場「Trip Rouge/ 紅子、海を渡る」

星組ファンなら誰でも知っている有名な客席案内係が登場する。
台湾までゆずるちゃんを追っかけて行くらしい。
新人2人を引き連れてのスパルタな指導っぷりも楽しい。
こういう客席いじりというか”しゃべり”の上手さは宝塚史上、後にも先にも紅ゆずるさんを超える人はいないと思う。
アドリブに期待!
尺が伸びるので注意!!

フィナーレ

紅さんの中国語の曲でスタート。
残念ながら西城秀樹さんの曲は変わってしまった。
「情熱の嵐」好きだったのに。
でも「情熱の嵐」以上に礼真琴さんが踊ってるので注目!

凝縮しすぎ

カットになった場面に対し追加になった場面が多すぎる。
全体的にハイペースで1つ1つをゆっくり味わう間も無く、ジェットコースターに乗っているかのように駆け抜ける。

おまけ

凛雪鴉さん、宝塚バージョン。
こんな衣装着ていたかしら、と思いながら写真を撮っていたが羽背負ってる!
こんな遊びができるのもフィギュアの世界ならでは。
他の衣装も着せてみたいし、このフィギュア欲しい!
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