宝塚東京公演雪組のライブ配信を観ていた。
ドイルの想像力から産み出したものがホームズ。
想像したものが現実になる。
現実なんてない。
物事を自分の見たいように見ているだけ。
解釈しかない。
うまく言葉にできないのだけど、ちょうどいま読んでいる本たちに書いてあることが全くその通りセリフになっていて驚いた。
「君がそう思うなら、僕は最悪の悪魔になるだろう。」
ホームズのセリフだが、意味付けをするのは自分。
自分の人生は自分だけのもの。
僕が僕の人生の主だから、という曲がたまらなく好きだ。
私は自分自身の人生の主になっているだろうか、とこの年になっても度々思う。
親が求める人生を求めてこなかったか
親や人が期待する役割を演じてこなかったか
親や人が期待する答えを答えてこなかったか
いいえ、と答える自信がない。
人一倍空気が読める自分が嫌だった。
錯覚かもしないが。
「共感性」や「調和性」といった長所であるとも認識しているけれど、ずぅっとこれに悩まされてきた気もする。
もういいだろう。
自分の心の声、いい加減に聞こえなくなりそうだけれど、聞いてあげなければ。