世の中が検定ブームだった頃2回だけ開催された宝塚歌劇検定。
あれ、どうしちゃったのだろう。
久しぶりに開催してほしい気がする・・・!
宝塚歌劇検定とは
宝塚歌劇団公認で2010年3月に第1回が実施され、3級と2級が同時受験できた。
続いて2010年10月に第2回が実施され1級が登場した。
これを最後に開催がない。
宝塚歌劇検定のテキストによると実施目的は
宝塚歌劇は96年に及ぶ伝統を受け継ぎながらつねに新たなチャレンジを心がけ歩んでまいりました。宝塚歌劇を愛してくださるお客様に宝塚歌劇をもっと楽しんでいただき、新たな魅力を発見していただくために「宝塚歌劇検定」はスタートいたしました。
宝塚歌劇の歴史から、作品、生徒やスタッフ、舞台製作の過程といった「宝塚歌劇」全体を幅広い観点で捉えていただけるチャンスです
出題レベル
3級・・・宝塚歌劇に興味を持ち始めた方に、よりいっそうお楽しみいただくための入門コースです。宝塚歌劇の歴史における大きなトピックス、ヒット作品、宝塚歌劇関連用語、現在活躍中の男役&娘役のスター達などを中心に基礎知識を問います。
2級・・・宝塚歌劇の歴史、過去の作品の内容、宝塚歌劇関連用語等をより広く問う中級コースです。これまでの歴史に名を連ねてきたスター達、数々の名作、演出家など舞台制作スタッフ、華麗なステージを演出する舞台の仕組みなど宝塚歌劇全般の知識を問います。
1級・・・宝塚歌劇ファンを極めた方のための上級コースです。宝塚歌劇の奥深い楽しさを見つけていただき、宝塚歌劇の魅力を発信できるような幅広い知識を問います。
公式テキスト
特に公式基礎ガイドはセリや盆などの舞台機構から、宝塚の歴史、主な演出家歴代スター・作品と詳細に載っており今もたまに参照するほど役に立っている。
公式問題集は久しぶりに目を通したが面白い。
どんな問題?
全てマークシート方式で四択。ほんの一例をあげると、
Q.この中から身長173cmの生徒を答えなさい。
Q.2010年1月号の歌劇の表紙を飾ったのは誰か答えなさい。
Q.月組トップスターを正しい順に並べたものを選びなさい。
カラーで写真もふんだんに使われており、問題用紙も記念にとってある。
残念ながら1級は落ちてしまったのだが、今見ても問題が死ぬほど難しい。
1級だけ、リスニング問題もあった。
Q.次の曲を聴いて歌っている生徒を答えなさい。
Q.次の「ベルサイユのばら」のオスカルのセリフに続くセリフを答えなさい
これが早押しクイズならめっちゃ盛り上がるに違いない。
なんかまた勉強したくなってきた。
受験勉強並みに単語帳を作ったり自分で年表をノートにまとめたりとかなり勉強した。
好きな事だから楽しかったけれど、範囲が膨大すぎて正直途方にくれそうになった。
生徒も演出家も次から次へと入ってくるし・・・・!
観ていない時代がどうしても頭に入りずらかった。
なぜ無くなったのか
簡単すぎたのか、難しすぎたのか、コストがかかりすぎたのか。
問題を作るのは楽しそうだから、もし次回開催することがあれば問題作る委員会に入りたい!
大運動会の年に合わせて10年に1度とか、オリンピックに合わせて4年に1度とか開催するのはどうだろう。
まずは2020年に開催希望!
合格特典
1級の合格特典がなんと宝塚大劇場のSS席観劇チケットだった。
観られた方はいたのだろうか。。。