初めて行く劇場はワクワクする
台湾の国立劇場、國家戯劇院で宝塚歌劇を観劇した
元は軍事拠点だった場所
HPによるとここは清王朝以来の軍事拠点であったが、1975年に蒋介石氏が亡くなってから記念館が立てられた。
その後、国立劇場と国立コンサートホールが建設され芸術の地となった。
標準的な西洋の劇場で、ドイツとオランダのチームが舞台、照明、音響などを担当し1987年にオープン。
客席は4階席まであり1,498席。
ついに来た台湾
日本の宝塚専用劇場と劣らぬ豪華絢爛さ。
舞台の広さ、音響も素晴らしい。
大階段が20段(本物は26段)で公演できるのだから舞台の大きさ、高さはかなりのもの。
開演前から劇場内を探検し、4階席まで行って眺めを確認し、テンションが上がる。
座席配置がユニーク
センターが1番。そこから、左右交互に番号が振られていく。
偶数同士、奇数同士が並び席だ。
宝塚用に作ってくれたのかは分からないが、銀橋の替わりにお立ち台のように舞台からせり出した場所がある。
物販、キャトルレーブ台湾出張店
プログラムや台湾限定のツアーバック、クリアファイルなど。
「Takarazuka Revue comes to Taiwan 2018」と書いてあるのが嬉しくて(星組とは書いていないが!)、
買ってしまった。大人買い。
台湾のファン有志からのバルーンプレゼント
梅田芸術劇場・日本青年館同様、布袋人形の展示が
なんとなく日本のものとは違う気がしたのだれど。
この人形たちのポーズも遊び心があって。
ストーリーがあって微笑ましい。愛を感じる。
字幕も進化
漢字で字幕が出ている。
少し読めるところもあるのでなんて訳すのだろう、とつい見てしまった。
特に、綺咲愛里さん演じる丹翡が人を呼ぶときに付ける「様」。
これの役が初日の頃は全て「先生」だったらしいが、「大夫」「小夫」などバリエーションがあったので
これはアップデートされたのだろう。
日本からOGさんがたくさん駆けつける
元星組トップスター柚希礼音さんが観劇に来られた回に幸運にも立ち会った。
客席は始まる前から盛り上がっていた。
第1回台湾公演を成功させた英雄、柚希さん。
生徒さんの張り切りかたもすごかった・・。
遅い開演時刻
夜19時半開演、22時40分終演。
これが標準なのかは分からないが日本ではない時間なので、だいぶ、おねむである。
歓声OK、写真撮影OK!?
歓声はすごかった。ヒューヒュー、きゃー!!そしてご贔屓のために作ったうちわを振る。
コンサートのような雰囲気。
写真撮影はさすがにNGだろうが、カーテンコールになると撮り出す外国人が多かった。
確かに、最近はカーテンコールだけは撮影OKという場合も増えているから、注意が足りなかったとしか言いようがない。
どさくさに紛れて撮ってしまえば良かったかな(笑)