KITTEで開催中の歌劇100周年記念展へ。
この手のイベントに行ったのは初めて。
歴代歌劇の表紙がずらり
創刊から1,107冊の表紙が並ぶ様子は圧巻。
パネル8枚に両面なので16枚。
私が歌劇を読み始めて知っている表紙は最後の3枚くらいだった。
まるで地球が誕生したのを24時間に表したら人類が誕生したのは23時58分ですよ、とか言われてるやつみたいだ。
私ももうすぐ宝塚に出会って20年近くになるが、上を見ればキリがないほどファン歴の長い方がわんさかいる。
最初はイラストだった表紙も次第に生徒さんの写真に変わり、2010年からはあのLeslie Keeさんが撮影している。
歌劇の表紙の色によりパッチワークのように並べて100を表したのは面白い。
タカラジェンヌにとっても特別
別室、4階の旧東京中央郵便局長室ではトップスター、トップ娘役、2番手スターが書いた「あなたにとって歌劇とは?」の色紙が。
創刊100周年記念特集の歌劇8月号にも掲載されていたがここでは現物を見ることができた。
今年の歌劇のポートレートのアナザーカットもある。
ご贔屓のパネルを撮影したり、持っているはずなの表紙の写真を撮影したり。
そういう私も持っているのにわざわざ撮ってしまった。
これだけ一度に観られることは滅多にない。
ジェンヌさんもファン時代のある方が多いから、夢中で読んでいたその冊子に自分が載っているということ、
ましてや表紙を飾るなんて出来事はやっぱり嬉しいだろうなと思う。
「この表紙懐かしい!」
「絶対実家のどっかにあるわー」
親近感の沸きまくる会話があちこちで繰り広げられていた。
そうそう!私も心の中で思ってた!
1人で行ったから誰とも共有出来なかったけれど。
KITTEでの開催は8月11日で終了しているが8月24日から12月14日まで大劇場で展示するらしい。
詳細はこれからだが、見そびれた方はぜひ大劇場で。
吹き抜けの上からパチリ。