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No Takarazuka No Life

ファントムライビューイング

東京宝塚劇場雪組「ファントム」千秋楽をライブビューイングで。
これ、月組「エリザベート」以来だけど、最高だな!
こんな近くで宝塚が見られるなんて。
劇場の良さ、映画館の良さはそれぞれ十分承知しているけれど、貴重な千秋楽をしかも大画面で観られて、大満足だった。

普段見ないアングルを強制的に見せられる

雪組の「ファントム」は新人公演と本公演で1回ずつ観劇したので、これで3回目。
でも知らないことが多すぎて驚いた。
贔屓に目を取られていたり、下級生の芝居を見ていたり、、と本舞台のお芝居を見ているようで見ていない場面って案外多いもの。
特にご贔屓と呼ぶ方がいないはずの組でこんな調子ならばご贔屓のいる組では・・。

新作を見るような衝撃だった。
場面的にすっぽり抜けていたりすることもあるのでもったいないなぁ、怖いなぁと思う。
でもこれこそが生の舞台の良さであり、宝塚が105周年続く理由であったりして。
一度では全部把握できない、観たいところ(=観たい方)が多すぎて観きれないから、何回も同じ舞台を観るために通う。
リピーターが自然と多くなる!

ライブビューイングのクオリティ

カメラアングルはどのように決めているのだろう。
この場面で誰を写して、どう切り替えて、というのはきっと綿密な打ち合わせがされているのだろうなぁ。
だとしたらそれを決めるためには何回も台本を読んで観劇する必要があるはず。
いいなぁ、私、そのお仕事してみたい。
ファントム映して、クリスティーヌ映して、シャンドン伯爵映して、キャリエール写して、全体を引きで映して・・・って、ちょっと切り替えに酔ったところもあったけれど、それぞれの心情を表す歌やセリフなどでは忙しくカメラが切り替えられ、全てを隈なく見えた。
需要ないかもだけど、画面4分割くらいにして、いっぺんに映してくれてもよくってよ・・・。

役替わり(彩凪翔さんと朝美絢さん)

今回の目玉の一つ、彩凪翔さんと朝美絢さんのシャンドン伯爵とアラン・ショレの役替わり。
私はシャンドン伯爵は朝美さん以外ない!と思って朝美さんバージョンを観に行ったのだけれど。
両方観た方から、

「彩凪シャンドン伯爵のパトロン感が半端ない」と聞いて。

パトロン感ねぇ・・と思ったけれど、今日観劇して思った。
確かに、ボンボン感とかシャンパンの王様感は、彩凪さん、半端ない。

でも、私的には、朝美シャンドン伯爵で間違いなかった!!!
新しい支配人のアランショレはやはり芝居上手の彩凪さんの方が2枚も3枚も上手だったので。
朝美さんは・・・・ちょっと無理があったかな。もじゃもじゃの人、とトップスターにまで言われてしまっていたし。。

TOHOシネマズ日本橋の振替

そういえば、TOHOシネマズ日本橋がお正月くらいから機器トラブルでずっと上映ができていなかったらしい。
結局、この日も復旧が間に合わずに上映はできなかったのだけれど、TOHOシネマズ日本橋での上映チケットを買っていた人全員は、TOHOシネマズ日比谷に振替られたという神対応(もちろん返金対応もあり)。

さすが!!日比谷だよね!!!ヅカヲタは思ったに違いない。

もちろんヅカヲタばかりではないので、日本橋の方が近かったのに・・という方は多いとは思うけど・・。
本当は東京宝塚劇場で観劇したいのだが、千秋楽のチケットが取れなかった方が泣く泣く、ライブビューイングに行くケースは結構多い。
そしてそんな熱いファンは、観劇後、出待ち、もしくはギャラリーがしたい!
となると、できるだけ劇場近くの会場、六本木や日比谷などを選ぶ。
そして3月に日比谷にオープンし、限りなく劇場に近い場所でのライブビューイングが叶うようになった。

つまり日比谷に取れるのが1番理想だったから、日比谷への振替はグッジョブすぎる!!

ていうか、この日はTOHOシネマズ日比谷、全部ライブビューイングでいいんじゃないですかね。
第二東京宝塚劇場ってことで。。。

ちゃんと休憩時間にトイレにはしる、並ぶヅカヲタ笑