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No Takarazuka No Life

東京宝塚劇場雪組「ファントム」観劇

3日に東京宝塚劇場で「ファントム」を観劇した。
望海風斗さん、真彩希帆さん他、歌に定評のある雪組でのファントム。
待ちきれず普段は宝塚大劇場に行かない知人まで観に行ってしまうレベル!!
(東京が間違いなくチケット難になることを見越して、とも言えるが)
久しぶりに号泣というか嗚咽レベルで泣いた。
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4度目のファントム

過去3度の上演も観劇しているが、それぞれで感動していたはず。
初めて和央ようかさんのファントムを観た時も衝撃だったし、
春野寿美礼さんのファントムの後はパリのオペラ座まで行ってしまった(閉まってて入れなかったけど涙)
蘭寿とむさんのファントムは・・・、ファントムは・・・ちょっと思い出すのに時間がかかる。

今回は演出も少し変えてある

エリザベートのトートダンサー的な従者の人数も減り、娘役が2名入っていた。
”元々は町の浮浪者をエリックが拾って食べさせてやっている”
”クリスティーヌの着替えなど誰がしたのだろう・・・”と最初の頃思っていたので、女性の従者がいてくれて安心した。
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一番泣けるのは親子の名乗り

ここが私の号泣嗚咽ポイント。
ずっと影ながらエリックを守ってきた父親で元オペラ座支配人のキャリエール。
癇癪を起こしてわがままを言ったりしながらなんとなく聞いたことはないけれど、支配人を父親ではないか?と感じていたエリック。
この二人の歌詞とハーモニーがもう泣ける。
言わなくとも分かる。親子だと。
そして、その息子を自らの手で撃ち殺したキャリエール。
それは約束でもあり、息子をこの世の苦しみから解放することでもあった。

最後は温かなものが心に流れて息を引き取ったであろうエリック。
これほど心を動かされる宝塚の芝居と美しい音楽と歌声に、感謝。

フィナーレ

1本ものなので長めのフィナーレがつく。
いつものショーよりも階段が出てきてから色々するので、結構好き。
退団者や専科に異動される方の見せ場もきちんと作ってあって宝塚ってやっぱりあったかい。

役替わり
自分がとったチケットが朝美絢さんがアランショレだったことにショックを受けて急遽手配し直した。
だって朝美絢さんはどう考えてもシャンドン伯爵だもの・・・・!
満足。

でも、翔伯爵も観たいので、そちらは千秋楽のライブビューイングに期待!