宝塚カフェブレイク。星組の2番目は七海ひろきさん。
この公演で退団されるので、最後のカフェブレイクだ。
本当の最後ではないから、とポイントに黒いアイテムを身につけながらも全身白のコーディネイト。
なぜ私は七海さんのファンではないのだろう。
ショーで自分中心の場面をするのは初めてだという。
そうだったのか。
今回のショーはトップさんを見つめながら踊ることが多いらしく。
トップさんを感じながら踊ることが昔から好きだったという。
・・・礼真琴さんがトップの世界にはいたくなかったのか。
このまま行けばトップになるであろう礼真琴を2番手として支える選択肢はなかった・・・?
宝塚が好きな七海さんにとって宝塚を離れるという決断はとっても難しかったと思うけれど。
礼さんの2番手として存在する自分は考えられなかった、ということなのかな。
人気・実力ともに「礼真琴」というスターは認めていたとしても。
どこまで言っても彼女は可愛い下級生、なのかもしれない。
本当に宝塚という世界には不思議な風が吹く。
誰が歯車を狂わせた、なんて一人のせいにできる時もあるけれど
経済の世界のバタフライ現象、を連想してしまう。
よその組で狂った歯車を違う組で補おうとする。
どうしても劇団の思惑とファンの思惑は外れる。
七海ひろきさんはなぜトップになれないのだ。
なぜ美弥るりかさんはとトップになれないのだ。
この二人がトップスターになれないなら、一体誰がトップになるというのだ!
もう、なぜ自分が今七海さんを応援していないのかが不思議でならない。
「推しは推せる時に推せ」
私は私なりに「推し」の人がいるわけだけれど。
こんなにも美しくて、宝塚を愛していて、ファンを愛していて。
その微笑みが突然目の前から消えてしまうことが想像できない。
七海さん・・・今からお手紙を書いたら遅いだろうか。
プロデュース力に定評があるので、ぜひその力を生かして今後も私からよく見えるところにいてほしい。