新世界
西野亮廣さんの「新世界」を読んだ。
7回は読みたい本。
Kindle読み上げで耳読しただけだけれどすごく面白かった。
Kindleで前文が無料公開されていたけれど、まずそれを読んで面白かったら買おうなんてセコいこと考えていたけれど、
- 作者: 西野亮廣
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: Kindle版
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迷うレベルの本ではなかった。
さっさと「買うべき」本。
- 作者: 西野亮廣
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/11/16
- メディア: 単行本
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貯金ではなく貯信時代
ホームレス小谷さんの例などを出していかに信用を貯めるか。
必要な時に今まで貯めてきた信用をお金に換えることができるのが今の時代、というお話が分かりやすかった。
時間的距離で地図を書き直すと、東京ーNYは13時間だけど同じ東京都内の小笠原諸島は24時間かかるとか。
知っている人がいる、というだけでドイツの都市も心理的距離が近くなるとか。
オンラインサロンが新たに仕事をゲットするプラットフォームになるとすると
会社のあり方も変わらなくてはいけない
「社員が使いやすい会社」が生き残る、と。
でも読んでいて複雑だった。
自分もそっち側の人間になれるのだろうか。
「使いやすい会社」の中には当然社員的なものも必要なわけで。
その社員に私はなってしまうのではないか。
吉本興業2.0の中で、給料を上げろと交渉するのはいいけれど
自分がお財布と相談してものを買うのと同じように
会社もお財布と相談して社員を雇っている。
入ってくるお金が多ければ、買えるものも多くなったり、良いものが買えるかもしれない。
不満を言う前に、世の中の仕組み、真実に目を向けなければ。
せっかくそういう情報がいち早く手に入る環境にいるのだから。