京都に行くとつい入りたくなるイノダコーヒ。
コーヒーじゃなくて、コーヒ。
産寧坂にある清水店、市内のポルタ店、大丸の中にあるコーヒーサロン支店、四条支店…
現代的なカフェもいいけれどレトロな空間に古都の喫茶店の風情を感じる。
地元の方に交じってひとやすみするのもいい。
アラビアの真珠
コーヒーはオリジナルブレンド、アラビアの真珠。
コーヒーにはミルクと砂糖を入れた状態で出されるのが特徴。
もちろん入れるかどうかの確認してくれるが、入れる前提で聞いてくる。
昔、商談などで使われたとき話が終わってからミルクと砂糖を入れるとコーヒーがすでに冷めてしまっていてなかなか溶けないから、それなら、と初めから入れる配慮をしたのが始まりらしい。
ケーキセット
人気No. 1のレモンケーキ。
溶けるようなふわっふわのメレンゲとレモンカード、ジューシーなスポンジと3層になっている。
17時から限定メニュー
ポルタ店の8月のディナー限定メニューは舌平目のムニエル タプナードソースがけ。
タプナードソースとはアンチョビと黒オリーブをチョップしたもの
脂の乗った舌平目はソースをつけなくても香ばしい。
スープ、パンかライス、コーヒーがついて1,600円。
サンドイッチやパスタに比べて最もコスパが高いメニューなのでオススメ。
カレーピラフにウスターソース?
カレーピラフを頼んだら醤油さしのようなものが運ばれてきた。
え?誰かフライ頼みました?
聞けば、中身はウスターソース。
カレーピラフにかけていただくという。
えー!!
これがやってみると美味しい。
カレーピラフのスパイシーさにウスターソースのスパイス感、胡椒感がさらに後味をピリッとさせてすごく合う。
発見。
多様な欲望を満たす懐の深さ
甘いものを食べて休憩したい時も、しっかり食べたい時も、安定の満足感。
地元っぽさも感じられる。
私が唯一食べたことがないのがモーニング「京の朝食」。
ホテルで食べてしまうことが多いので次はぜひ食べてみたい。