清く 楽しく 美しく♪

No Takarazuka No Life

夢は貸切!でも団体観劇ならできるかな。

ヅカヲタなら一度は、妄想したことがあるのではないだろうか。
オレの貸切公演。
宝塚の貸切公演っていくらでできるのかなーって試算したことがあるのは私だけではないはず。
単純に座席数×チケット代で計算したよね。

そこまで大それたことは出来なくても。
宝塚って、個人でも10名以上集まれば、グループ観劇、団体申し込みができるのだ。
これ、私のいつかやってみたいこと。

きっと学校行事とか、企業の福利厚生などで使われることが多いのだろうな。
でも同窓会とか、ちょっとしたイベントとか、なんか色々使えそうな気がするんだよね。

で、調べてみた。
ちゃんと、公式ホームページに載っていて、年内の公演はもう発売日も決まってる。
抽選らしいけど、10人なんてすぐに集まりそうだ。
希望者を募って最低単位の10人で申し込んで、もし足りなかったら声かけたらすぐ集まりそう。
ただ、半年くらい前の申し込みになるからヲタクはいいけど普通の人は予定わからないだろうなぁ。

お弁当付けて、お土産つけて個人的な観劇ツアーを組みたい!
これが私の密かな・・・野望である。

で、もしも貸切公演したらさ、私は当然SS最前列とかに座りたいんだけどさ。
でももし他にお客さんが入っていなかったらSS最前列に座っても意味ないんだよなぁ。
やっぱり満席にして、そんな中で自分がSS最前列に座っている、っていうシチュエーションがいいんだもんなぁ・・・。

宝塚宙組「群盗」日本青年館観劇

宙組日本青年館公演「群盗」を観劇した。
小柳奈穂子先生、大好きな天彩峰里さんヒロイン、瑠風輝さん2番手!というのが理由。

宙組ほとんど見ていないので、芹香斗亜さん合わせてこの3人くらいしか分からないというのもある。
でも、なんとなく面白そうだ、と思った。

実際始まってみるとどんどん物語の世界に引き込まれた。
原作は読んだことがない。
要は瑠風さんが悪役で瑠風さんの陰謀に嵌る話ね。くらいの予備知識。ひどい。

貴族の爵位を継ぐ、継がない、の話。
突然現れる異母弟。
その異母弟と策を巡らせるのが同じように日の当たる道を歩くことができなかった王の弟。
恋物語ももちろんある。
幼馴染でいとこ同士のアマーリア。
天彩さん演じるアマーリアは自分の信念に従い、命を賭けてカールを愛した。
男役(少年役)を演じることが多かったじゅっちゃんのヒロイン、めちゃくちゃ嬉しい。
昨年和希さんのコンサートでヒロインを演じ、大人っぽくなったなと眩しく見ていた。
私の中ではいまだに阿弖流為の「兔穂名」なんだけど。
そんな、じゅっちゃんに失礼すぎる。

王の役を演じた凛城きらさんが抜群にうまい。
晩年、カールを勘当してから気が触れてからの演技がまた秀逸だった。
太陽のような兄に嫉妬し憧れたフランツ、王位継承で幼い頃から運命を呪っていた王の弟、そして王。

王の弟の「なぜ私はあなたではないのか。なぜ私はあなたより先に産まれなかったのか。なぜ私の足は曲がって産まれたのか」

悲痛な叫びについ同情してしまう。
感情を移入する先が多すぎてどっぷり疲れてしまった。泣いたし。

本当の父のようにしたってきた王が死に、父も死に、フランツも死に。
愛するカールとは結ばれないことを悟ったアマーリアは、殺してくれ、頼む。
またここのセリフが痺れる。
気が強そうなじゅっちゃんにぴったり!

「私を殺して。(誰も動かないと分かると)誰も私の願いを聞いてくださらないの?
意気地のない群盗ね。なら自分でやるわ!」

それを聞いて、カールが「俺がやる」と。
愛する恋人は俺の手で殺す、と。

抱き止めて、キスして、そのまま刺すという、痺れるような場面だった。
アマーリアの「ありがとう・・・」にも泣けた。

下級生ばかりで知ってる人がいない。
でもみんな頑張ってた!
群盗って悲しいお話なんだけど、面白いお話だな。要はネズミ小僧なんだけどさ。
あまりにも駆け足だったのでもう少しお話をじっくり深く広げてほしい部分もあった。

瑠風さんはちょっと影のある役も似合うんだな
両方できるって最高じゃない。
フィナーレでも超かっこよかったし!

東京マラソン2019応援してきた!

予報より雨の振り出しが早かった3月3日ひなまつりの今日の東京マラソン。
ランナーもボランティアも沿道の応援もびっしょ濡れ!
最高気温9度という一般ランナーには過酷なコンディションの中、熱くて懐かしい景色が広がっていて、沿道の応援を目にした途端目頭が熱くなった。

昔は通過ポイントのタイムくらいしか知ることが出来なかったのに、GPSとスマホの発達により(?)ランナーが今どこを走っているのかが手に取るように分かる。
これに頼り過ぎて実はランナーに2回もスルーされてしまった。
こちらが特に派手な格好もせず、目立つ横断幕を掲げるでもなくだからなのだけれど。

自分が出走したときとコースが変わっていたところや、通行止めをしてるせいで出る出口を間違えるとうっかり対岸になってしまい、遠くなる。

それでも、銀座から日比谷、芝公園、三田あたりは庭みたなもんなので、土地勘があり移動には困らなかった。
誤算はランナーが予想よりいいペースで走ってくれて、列車移動が間に合わなかったこと!!

地下鉄降りても地上出るまでにかなり時間がかかってしまい、捕獲しそこねてしまったり。
執念で38キロ付近で捕獲。びしょ濡れでも元気だったぁ!

一度はボランティアで参加し、翌年ランナーで参加し、以降は応援に回って10年。
こんな悪天候の中で走って何が楽しいの??って思う人もいるかもしれない。
42キロなんて気が遠くなるよね。
たしかに、天気はいいに越したことないと思う、私も。
雨だと簡単に心折れちゃうなんちゃってランナーだから。

でも、楽しさも、知ってる。
達成感も。
昨日よりちょっと走れるようになったり、歩く時間が短くなったり。。と成長を実感することもできる。
大人になってそういう機会って求めないとなかなかないものだから。

私もまた走りたくなったもん。

そして、やっぱりこれも趣味・オタクの世界。
「走ってる」
っていう共通言語だけですぐに打ち解けられる。
だから年齢や性別が異なる一団があちこちにあった。

今日出走した方全員に心からお疲れ様とおめでとうと言いたい!

東京マラソン2019

明日は東京マラソン2019
身内が出走するので応援する!

私が出走したのは2009年だからもう10年前。
その時からコースも変わってる。

日比谷も走るし、銀座も走る。
宝塚が公演中だし、日比谷公園もゴールの皇居も近い。

東京ビックサイトよりは近くていいけれど、よくこの人数を捌けるなぁ。

今年からかは知らないが、とにかく抽選の倍率が高い東京マラソン。
出場権利が売買されているらしい。
全く、ゆるせない話だが・・・。

今年は本人確認が厳しくなり、ゼッケンを取りに行くさい、リストバンドを装着される。
スタート地点でも確認するようだ。
なんだか管理されているようで気分は良くない。

寝る時もお風呂はいる時も付けっ放しなんて、鬱陶しいしね。
このチップで電車のれたり買い物できたりすればいいのに。
まだそこまでは進んでいないみたいだけど。

明日はあいにくの空模様のよう。
出場する方の無事で怪我なく気持ちよく楽しく、ナイスラン!を応援します!

日比谷のおススメイタリアン

こんなに毎日のように通ってるのに知らないお店、日比谷界隈。
日比谷ミッドタウンが出来たけれどまだまだ混んでいるし。
ヅカヲタはよくシャンテの地下を愛しているのだけれど、改装してからオープンな感じ(中が丸見え)だひ、ミッドタウンであぶれた方が流れてくるせいかとても混んでいる。
早い時間だからって侮れないのが日比谷。

今日は初めて行ったのだけど、隠れ家的、禁煙、美味しい、泡飲み放題あり、というわたしにとっねはパラダイスなお店を見つけた。
食べログとOZmallの口コミをひたすら、ひたすら読みまくって、決めたのだけれど、大切な人とのお食事だったので残念なお店に入りたくはなかった。
でも、想像以上に、私は気に入った!!
またここにする!!!

残念ながら、お料理の写真は一枚も撮ってない。。
話に夢中で、本当に食べるのが追いつかなかった。
タイミングを見計らってもってきてくれるのだけれど、本当に話に夢中で笑笑

飲み放題なのになかなか(話に夢中で)頼まないから、わざわざ様子を伺いにきてくれたり、
グラスチェンジ制なので、飲み終わってからおかわり、と最初に案内はあったけれど、飲み終わる前に次のお酒の心配をしてくれたり。

フロアに対して常に気を配っていて、呼ぶ、ということがほとんど無かった。
タイミングのよいサービス、お料理の説明、目にも美しく。味も私好み。
禁煙なのがなにより嬉しい。
タバコの煙で喉がガラガラになるので。
うるさいか?どうかはグループが入れば仕方ないとは思うけど。

写真を見たときはもっと大箱で、騒がしいお店かと思ってしまったので、心配したけれど、むしろコンパクト。
私達のコースには入っていなかったが、ピザもかなり美味しそうだった。

1人ずつ出てくるもの、取り分けのものとのバランスが良くて、ボリュームもあるし、お野菜もたっぷり。
メインが鳥のコースだったのでとてもヘルシー。

気兼ねなく泡を好きなだけ注文できるのは最高。
私好みの辛口で美味しい泡だった。

でも、久しぶりに一休レストラン、OZmall、食べログを読み漁ったけど、疲れた〜。

でもよいお店を見つけられたので良かった!
また別の時にも、予約して行こう!

星組東京新人公演

素晴らしかった!泣いた!

大劇場の新人公演から約1ヶ月。
今回は久しぶりに宝塚大劇場での新人公演も観劇したのだけれど。
その時の感想は、散々なものだった。

やっぱりカールという海の男はノーブルな極美さんには難しいよなぁ、という。

ところが、東京に来た極美さんはガラッと変わっていた!
やさぐれてて、男臭くて。
ちょっとやりすぎに感じるくらいだったけれど

大きさ、広さ、明るさが出ていた。

カールは本当はすごくいい人なのだけれど、その「いい人」の芝居で見せる極美さんがめちゃくちゃかっこよかった。
上手かった。
ここまで来るのにどれだけ悩み、試行錯誤したのだろう。
感動した!!

水乃ゆりさんはのど痛めたかな?
お歌がやっぱり課題なのかな。

本役が英真なおきさんという専科の男役さんがされている役を演じた新人公演の長、有沙瞳さん。
こういうやさぐれた役、やっぱり上手いなぁと思ってしまう。
今回もさらに上手くなっていて、貫禄が出ていて、かなり舞台を引き締めていた。

この大作を、大劇場から東京の短いあいだにこんなにも深めて良くしてくるなんて。
本当に必死に、必死にお稽古されたんだろうなぁ。涙。

酒場にフランクフルト号の水夫仲間が集まるところなんかは若さが炸裂しててノリが良くて、新人公演の方がいいな、なんて思ってしまう場面も。

芝居のプロローグで大階段を使うことってなかなかないのだけれど、それを新人公演でするなんてまたとない機会だと思う。
星組の未来は明るい!!!
若手、いい!