今年も早いもので２月２日。
明日は２月３日で節分。
毎年節分には京都の神社にお参りしているのだが昨年は事情により遠出ができなかった。
そこで目に入ったのが弘明寺観音の節分法会。
弘明寺観音では御本尊の十一面観世音菩薩立像が見所であるけれど、
昨年参加した節分法会がすごかった。
少し早めに本堂に入り（500円くらいだったか）、椅子に席をとった。
予備知識なしに参加したのだが、ご祈祷が始まると天井に届かんばかりにパチパチと燃え盛る炎を前に護摩を焚くお坊さま。
よく川崎大師などで頼んで入るけれど実際に目の前で炊いてもらったことはなかった。
燃え盛る炎がオレンジと青と赤と白と。
本当に美しい。
こんなに近くで炎を見たのは、いつ以来だろう。
キャンプファイヤーなんて林間学校以来だし。
汗だくのお坊さんがお経を唱えながら護摩を焚き、豆を撒いていくのはかなり密教感が半端なくてテンションが上がった。
豆ぶつかったしね。
そのうち山伏姿のお坊さんたちが全員の肩にしゃんしゃん？音がなる棒でお清めみたいなことをしてくれた。
全員。
はー。
何だ、この清められた感。半端ない。
テレビや映画で見るようなトランス状態が繰り広げられていた。
その後は表で練り歩いてきた鬼と天狗のちょっとした芝居がある。
これはまあどこにでもある出し物かな。
もしも弘明寺観音に節分会に出かけられるのならば、時間に余裕を持って本堂に入り、「豆かぶり席」での参加を強くお勧めする。
