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No Takarazuka No Life

タカラヅカスペシャル2018(その3 男役編)

タカラヅカスペシャル 。
それは祭りであると同時に、普段は各組で個性を磨いてきたスターたちが一堂に会する天下一武道会みたいなもの・・のような気がしてきた。
(今、思いついた)

他社比較しての立場が明らかになる場所

多分、ジェンヌさんご本人は比較とかしないと思う。
人と比べて「自分も頑張ろう」的なエネルギーになる分には構わないが、他人を羨ましく思ってしまったり
「あの人みたいになりたい」って思ってしまったら自分の良いところも消してしまうだろうし
辛すぎてやっていけないと思うから。

むしろファンが騒がしい・・・

一方、ファンは無責任&気楽なもので。
自分のご贔屓の立ち位置を改めて思い知ってしまったりするのだ。
例えば、組の中では3番手だとしても、他の組の同じ番手と比べた時にこうなるのか、とか。
番手以降は学年順、成績順になるのでこんなに下がってしまうのかとか。

下級生の勢いに下がっていく一方の方もいる。

タカラヅカスペシャル の出演基準とは?

今回、新人公演で主演をし、バウでも3番手くらいの活躍をした星組の極美慎さん
同じく新人公演で主演をした雪組の縣 千さん
月組で美弥るりかさんの休演を代役ルキーニでカバーし、新人公演の主演も経験ありな風間柚乃さんなど
なぜ出演していないのか疑問な男役さんが数名。

一度メンバーに選ばれたからといって永久に出演できるわけではないんだろうという
もし定員があるのであれば、何を基準にしているのか。
今回花組さんが15人と最多に生徒を送りこんできているのはなぜか。
なんの力の違いだ、ということがすごーーく気になってしまう。
興行成績順になんて言われたら切ないが
各組、ファン投票で選ぶ枠があってもいいのでは・・・・!!
歌う曲なんて選ばなくていいから出演者を選ぶ方が盛り上がると思う。

それにしても礼真琴さんの異次元の強さはなんなの

贔屓目、いや、正確には贔屓耳か。
全員で歌っている中でやたら礼真琴さんの声が響いてくるのは気のせいか。
実はマイクの音量、一人ずつ変えているのでないか、なんて。

みんな一緒のお衣装は苦手です

基本、全員同じ形のスーツ、衣装で色違いだったりするので、当然似合わない色や形も出てくる。
今回星組コーナーは組みカラーとも違ううぐいす色のスーツというビミョーな感じで、
「キラールージュ」をやっていた。
キラールージュ、好きだけど、あの衣装あっての盛り上がりっていうのはやっぱりあるのだな、と。
芝居は単独で歌だけ聞いても成立するけれど、ショーの歌はやはり衣装の力が大きいと思う。