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No Takarazuka No Life

宝塚星組「ロミオとジュリエット」最高!

4年前の今日、東京宝塚劇場で星組公演「ロミオとジュリエット」を観劇しました。
あれからもう4年も経つのか。
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役替わり公演のおかげで

ご多分にもれず、かなりチケットの取りにくかった公演でした。
私もチケットが取れずもう観られないで終わるのかな、と半ば諦めていました。
この公演はメインキャスト以外、下記のような役替わりがありました。

ティボルト   紅 ゆずる 真風 涼帆
ベンヴォーリオ 礼  真琴 紅 ゆずる
マーキューシオ 壱城あずさ 天寿 光希
パリス伯爵   天寿 光希 壱城あずさ 
死       真風 涼帆 麻央 侑希
愛       鶴美 舞夕 礼  真琴

2010年星組初演して以来、一度も観たことがなかった「ロミオとジュリエット」。
このまま観ないで終わるわけにはいかない・・・と、なにか直感が知らせていたのでしょう。
すでに千秋楽近かったこともあり、やむなくオトナな手段でチケットを入手しました。
観るのはもちろん、紅ゆずるさんが「ティボルト」の時にしよう。
だって紅さんだけに、紅い方がお似合いでしょう。当時は紅さんに見惚れていましたから、悪い役が見たかった。
それが、彼(彼女?)との出会いでした。

私のヅカ熱に再び火をつけた男(役)

2009年12月。月組トップスターだった瀬奈じゅんさん退団後、しばらく宝塚とは離れていました。
観劇したりしなかったり。チケットが取れたら行く。取れなかったら行かない。
そんなことをしている間に、彼は入団していたのです。

礼真琴さん。

紅ゆずるさんの「ティボルト」観たさに劇場に行った私は「ティボルト」ではなく「ベンヴォーリオ」に心奪われます。
あの金髪の素敵なひとは誰だろう!?とフィナーレまで必死でオペラグラスで追いかけながら思いました。
歌も上手だし、ダンスも上手だし。。。。

人生はパズル。宝塚もまたパズル。

紅さんが「ティボルト」でなければ、私は礼さんに出会わなかった可能性大です。
別パターンだった場合、礼さんは「愛」というセリフを発せず踊りだけで表現する女性の役でした。
紅さんに目が眩んでいる私が果たして礼さんを見つけられたか。
初演でも同じ「愛」を演じられた礼さんはかなりセンセーショナルだったと聞きますが、私は見つける自信がありません。

人との出会いはパズルです。誰か一人でも欠けたら、今あなたのとなりにいる人に会わなかった可能性があります。
なにがきっかけになるかなんて誰にも分かりません。
宝塚での出会いも同じ。どんな作品がきっかけになるか分かりません。
私と礼さんを引き合わせてくれたのは、間違いなく紅さんです(笑)、紅さんは私の恩人です。

あれから4年。

紅さんは星組トップスターに就任し、礼さんは2番手さんとなりました。
2017年3月にお披露目された「スカーレット・ピンパーネル」では、お二人が同時に観られる嬉しさに私は涙しました。

宝塚ファンに「ご贔屓との出会い」を聞いてみてください。
もう思い入れたっぷりにいろいろ語り出すはず。
私はそんな話を聞くのが大好きです。