血が足りない!?
女性にありがちな不調、プチうつ、生理痛、クマ、冷え、貧血。
末端冷え性だから、温めて血流を良くしましょう、血液サラサラにしましょう、ってその前に!私の血液、足りていないかもしれません。
漢方医学では、女性の体は血が基本。という考え方があるそうです。
およそ40億年前に始めて誕生した生命は海で生まれました。
血液の組成は4億年前、私たちの直接の祖先となる生き物が生まれた頃の海水の組成と同じとも言われています。
人間の体の中に原始の海水が閉じ込められているなんて、ロマンを感じます。
血を増やそう!
私が実践しよう、実践できる!と思ったポイント6つ。
①空腹の時間を作る
おなかがぐーーーってなるのは、胃が強く収縮することで胃や腸の中にある食べ物の残りカスや古い粘膜を剥ぎ取るから。この強い収縮は90分おきに15~30回ほど行われる。
食後90分してからのお掃除タイム、大事。
特に、寝る前、大事。なぜならこの夜の空腹には血管のお掃除と若返りホルモンの活性化がおこるため。ボーナスタイム♪
②一週間夕食断食
夕食を腹八分目ができないならいっそ食べない、という方法。
夕食の替わりに酵素ジュースや固形物のないスープならOK.
朝昼は食べてよいができれば添加物の少ないあっさりした食事がベター。
胃腸が元気になりダイエットになるだけでなく毒素が抜けて肌がきれいになる!!
食べたものが便として出てくるには18時間もかかるのでその間、消化器のどこかしらは働いている。休ませてあげよう。
③肉食
たんぱく質は血の原料。鶏肉がおすすめ。
④夜23時までに寝る
午前0時をはさんだ2時間は、体の陰陽が入れ替わるといわれている時間。
自律神経の「陰=副交感神経」と「陽=交感神経」がきちんと入れ替わって
初めて、その後の午前1~3時に血が造られる。
⑤寝る前の「完全呼吸」
・息を吐ききる→鼻から息を吸う(腹式+胸式)→息をとめておしりをキュッとしめる→口から一気に吐く(吸ったときの倍の時間かけておなかと背中がくっつくくらい!)→以上3回繰り返す
⑥お風呂は欠かせない
お風呂の水圧で全身の血液循環が良くなるほか、体温が下がるときが入眠しやすい。
血が増えるとこんないいことも・・
①アンチエイジング。
飲むコラーゲンは一度胃腸でアミノ酸に分解されてから体内で吸収・再合成されます。この再合成に必要なのが鉄分=血液!
せっかく飲んだコラーゲンの効果がいまいちなのは血不足のせいかも。
②髪は血のあまり。
たっぷり血があって初めて、豊かな髪が作られる。
最後に
血流が増えると心が安定する。
夢や目標に向かう意志を支えるのが血流。
血流が良くなればプラスの感情を生み出す
著者は出雲の漢方薬剤師さんで、婦人科系トラブルや不妊カウンセラーとして多くの方の相談にのってきています。
私も昨年、思いがけず卵巣に病気が見つかり、昔から生理痛も重かったし、自分は血が多いせいだと思い込んでいました。ひょっとして私も血が足りていないのかも。
この本で私が実践しよう!と思ったポ6つのポイント(いや、もっと本当はあったのですが)を中心に、造血ライフ、励みたいと思います。