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No Takarazuka No Life

宝塚星組「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」観劇

舞台上で動くフィギュア。
これがカラクリ人形だと言われてもおかしくないくらいのビジュアル。
宝塚とタカラジェンヌはやっぱりすごい。
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原作の「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」とは

台湾で「知らない者はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた伝統的な人形演劇「布袋劇」。
中でも随一の知名度とクオリティを誇る霹靂社の制作に、アニメ・ゲーム界を中心に幅広く活躍する人気シナリオライター・虚淵玄(ニトロプラス)が完全新作ストーリーを提供し、キャラクターデザインをコンテンツメーカー・ニトロプラスがデザイン。さらに、フィギュアメーカー・グッドスマイルカンパニーが造形アドバイザーとして参加して、2016年に日台合同映像企画として新たに制作、TV放映された人形演劇

Amazonプライムで予習

MXテレビで放送していたが、このペースだと公演に間に合わない。
Amazonプライム会員ならばプライムビデオでいつでも見られた。
ただし8話まで。9話以降は有料なので、ご注意。
48時間視聴可能のレンタルで216円。課金して見た。
9話以降、13話までの5話分。1,000円ちょっと。
AmazonファイヤースティックTVを持っているので大画面で観られてありがたや!

全13話をよくまとめている

全13話をたった1時間半にまとめなくてはいけないが、さすが小柳奈穂子先生の脚本・演出。
小柳先生は過去、ルパン三世、幕末太陽傳、オーム・シャンティ・オームなど映画やアニメの宝塚ミュージカル化を成功させており、小柳先生なら間違いない!という期待が観る前から高まっていた。
今回もうまくエピソードを盛り込んで、外してはいけない原作ファンがグッとくるセリフ、曲が使われていて心得ている。

人形そっくり

ビジュアルを近づけられるのも類い稀な美貌やスタイルを持ち合わせたタカラジェンヌ。
主役の凛雪鴉(リンセツア)演じる紅ゆずるさんを筆頭に、ヒロイン丹翡(タンヒ)を演じる綺咲愛里さん。
捲殘雲(ケンサンウン)礼真琴さんに、殤不患(ショウフカン)七海ひろきさん。
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特撮もCGもない舞台上で身一つで殺陣をこなす

予習をせずに初めて観た方にはちょっと難しいと思う。
人の名前も本名と通り名、2つずつあるし、技や武器の名前が聞き慣れないと、???となっているまま終わってしまう。
知らない単語は聞き取れないということで、あまりにもったいないから予習することをおすすめする。
できれば放送を観てからがいい。他にも漫画などでもあるそう。私も漫画は見てみたい。
ストーリーもビジュアルも、どれだけ忠実に舞台で再現されているかがより良く分かる。

行くぞ!台湾

大阪梅田芸術劇場では9月6日(木)まで。
9月13日(木)から9月24日(日)まで東京の日本青年館で上演。
そのあとは台湾の台北・高雄の2都市で上演する。
ヅカヲタになって初の海外公演に星組が廻ってくるのを待っていた。行く!