清く 楽しく 美しく♪

朗らかに、華やかに♪ちょっとヅカ成分多め。

月組「エリザベート」初日の映像より

宝塚大劇場でエリザベートが開幕した。
月組トップ娘役 愛希れいかさんの退団公演。
宝塚での「エリザベート」は1996年初演以来10回目。上演回数は1000回を超えている。
観劇はまだまだ先だけど、さっそくCS放送の宝塚ステージでチェック!

トート閣下

上演のたび、マイナーチェンジとアップデートをしているお衣装。
それほど大きな変更がないエリザベートに対してトート閣下は毎回テーマカラーがあり工夫されているように思う。
鬘の色やヘアスタイルに編みこみを取り入れるなど。
初演の一路真輝さんはシンプルな銀髪だったことを考えるとトート閣下の進化は目覚ましい。

映像で観る限り、珠城トート閣下は孔雀がテーマ?
髪の生え際に緑と紫を混ぜ込み、お衣装には孔雀の羽のような紋様が見える。
これは要確認。
生命力溢れるトート閣下になることを心配したが妖しい魅力が出ていていい感じ。

皇帝陛下フランツ

美弥るりかさんは若い頃のフランツよりも、髭をつけて苦悩する落ち着いた晩年の皇帝陛下の演技の方がハマる。
もちろん若い頃も美しいですが。歌にも注目。

ルキーニ

月城かなとさんのルキーニはポスターの写真が出た時点で殺傷力が高かった。
改めて映像で見る迫力。ゾクゾクする。
無政府主義者で暗殺者のルキーニの狂気もストーリーテラーとして軽妙に話を運んでいくところも存在感があっていい。
振りを覚えてしまいそうなほど観ているフィナーレの男役の群舞が楽しみでならない。

エリザベート

強く、美しい、愛希れいかさん。
やはり鏡の間の肖像画から抜け出たような場面は想像以上の息を飲む美しさ。
生で拝見したらどんなに美しいだろう。
毎回思うことはエリザベート、子役立てればいいのにな、ということ。
一人の女性の一生を一人で演じることに意味があるのかもしれないが。

憧花ゆりの組長挨拶に心打たれたので一部引用

22年間愛され続けたエリザベート。その理由はどこにあるのでしょうか。
音楽の素晴らしさと奥深い登場人物への共感はもちろんでございますが、作品全体に込められた強い生命エネルギーなのでしょうか。
本来この作品が持っているものを見つめ直すことは10回目を迎えたエリザベートを上演しそして引き渡していく我々月組の務めなのではないかと思っています。
今回は月組で7年間娘役トップを務めてまいりました愛希れいかの退団公演でございます。
珠城りょう、愛希れいかトップコンビ最後となるこの公演、月組といたしましても時代の移ろいゆく瞬間でございます。
皆様の心に残る公演となりますよう出演者一同一丸となって取り組んでまいります。

そんな憧花ゆりのさんもこれが退団公演なのだ。
平成最後とかなんでもつけるのは好きではないが、宝塚のエリザベートもまた平成最後。
愛希さんが7年間も娘役トップを務めていたことにも驚いた。
95期トップ娘役3人が彩った一つの時代が終わろうとしている。